わかりやすい人とは？特徴やメリット・デメリットを紹介！

「本当にわかりやすいよね」、「感情表現豊か」などと周りから言われた経験はありますか？

もしくは、感情や考えがはっきりしている人が周りにいるという人はいませんか？

好き嫌いがはっきりしている、感情に正直など、わかりやすい人には共通して見られる特徴がいくつかあります。

わかりやすい性格で得られるメリットもあるので、わかりやすい人を目指したい人はその特徴を理解するところから始めましょう。

今回の記事では、わかりやすい人の定義や特徴、メリット、わかりやすい人を目指す方法について紹介します。

わかりやすい人とは

わかりやすい人とは、気持ちや思考、感情などが他者に伝わりやすい人のことを指します。

何を考えているかわからない人や、ミステリアスな人、ポーカーフェイスな人などとは異なり、頭の中で考えていることが相手に筒抜けなのです。

例えば、わかりやすい人は「今〇〇と思ったでしょう」、「感情がそのまま顔に出ている」などと言われます。

話し方や行動もわかりやすく、コミュニケーションを取りやすいのが特徴です。

しかし、一方で嘘を隠せないなどの弱みを持っています。

わかりやすい人の5つの特徴

わかりやすい人の特徴を5つ紹介します。

1. 正直に話す

わかりやすい人は、何でも正直に話す傾向にあります。

思ったことを遠回しに伝えるのではなく、直接的な表現で相手に伝えるのです。

例えば、ショッピング中に友達から「この服似合うと思う？」と聞かれた場合、似合わないと感じたらはっきりと「似合わないと思う」と伝えます。

「相手がどう感じるか」よりも、「自分がどう思うか」に比重をおくので、遠回しな表現ではなく、ダイレクトな表現を好みます。

2. 感情表現が豊か

感情表現が豊かなこともわかりやすい人の特徴のひとつでしょう。

感情表現が豊かな人は、喜怒哀楽がはっきりとしており、そういった感情が表情に現れやすいです。

例えば、嫌な誘いに対して困惑した表情をしたり、プレゼントを貰って心から喜んだりします。

感情があまり表に出ないタイプの人は、何かを感じても無表情を保ちますが、わかりやすい人は周りを気にせずに感情を出すことが多いです。

3. 騙されやすい

わかりやすい人は、他の人よりも騙されやすい可能性があります。

わかりやすい人は自分自身が感情に嘘をつかず直接に意見を伝える人間であるためです。

他の人が嘘をついていたり、本音を言っていなかったりしても、言葉や行動を信じてそのまま受け取ってしまいます。

相手の嘘を見抜けずに騙されて損をすることも少なくないので、騙されやすい点はわかりやすい人の弱みと言えるでしょう。

4. お世辞や社交辞令を判別できない

お世辞や社交辞令を言葉通り受け入れてしまう点も、わかりやすい人に共通して見られやすい特徴です。

先述した通り、わかりやすい人は自分自身が感じたことや思ったことをそのまま表現するタイプなので、建前のような意味合いを含む場合でも言葉通り理解します。

例えば、「またご飯でも行きましょう」といった社交辞令にも「いつ予定空いてますか？」と返してしまうこともあるのです。

お世辞や社交辞令を理解できなかったことで、恥ずかしい思いをしたという人も少なくありません。

5. 好き嫌いが明確

わかりやすい人は、好き嫌いがはっきりしていることが多いです。

自分の感情や考えに正直なので、好きや嫌いという感覚が明確である傾向にあります。

例えば、ショッピングなどで相手が気に入った商品でも、自分が気に入らないものであれば正直に伝えます。

他にも、ファッションや食べ物、映画、本など、様々なことに対しての好き嫌いがはっきりしています。

わかりやすい人でいることのメリット

ここでは、わかりやすい人でいることのメリットを紹介します。

周りから信頼を得られる

わかりやすい人は、周りから信頼を得られる可能性が高いと言えます。

感想や意見をストレートに伝えるため、気を遣って本音を言うケースが少ないのです。

例えば、新しい洋服が似合うかを聞かれた際に、相手に似合わないと感じながらも、気分を害さないように「似合う」という人は多く存在します。

そのような場面で、わかりやすい人はしっかりと「似合わない」と伝えられるのです。

先輩や後輩からも好かれやすい

わかりやすい人は、様々な人から好かれやすい性格を持ちます。

嬉しいことや嫌なことを素直に伝えられるため、相手に距離感を感じさせづらいのです。

先輩や後輩の意見に対しては、気を遣って遠回しに伝えたり、本音を隠したりする人が多い中、わかりやすい人は先輩や後輩であっても、気を遣いすぎることなく接することができます。

そのため、距離感が縮まりやすく、先輩や後輩とも良好な関係を目指せるのです。

周りの意見を積極的に取り入れる

周りの意見を積極的に取り入れる点もわかりやすい人の魅力のひとつでしょう。

性格が素直なので、アドバイスや意見を取り入れることに抵抗がないのです。

そのため、成長度が高く、わかりやすい人はビジネスの世界でも重宝されます。

さらに、わかりやすい人は褒め言葉なども素直に喜べるので、周りも助言したいと思わせるような関係を築くことができるのです。

わかりやすい人を目指す方法

ここでは、わかりやすい人を目指す方法を紹介します。

周りにいるわかりやすい人を真似する

周りにいるわかりやすい人を真似することで、わかりやすい人の強みを吸収できる可能性があります。

具体的には、周りの意見に対してどのような反応をしているか、どんな行動をしているかなどを見てみましょう。

良いと感じるポイントはメモをするなどして、見返せるようにすると良いでしょう。

もちろん、わかりやすい性格によって生じるデメリットもあるので、そういった面は反面教師にすることをおすすめします。

素直さを心がける

わかりやすい人を目指す上で、素直さを心がけることは欠かせません。

先ほど紹介したようにわかりやすい人は素直な性格の持ち主です。

褒め言葉を素直に喜んだり、相手の意見を積極的に取り入れたりすることができます。

「相手がどう思うか」を考えることももちろん大切ですが、「自分がどう感じたか」をベースに行動することが大切です。

さらに、何かを伝える際も遠回しに伝えるのではなく、率直な感想や意見を述べるなどして、素直さを意識すると良いでしょう。

海外の文化に触れる

海外の文化に触れることも、わかりやすい人を目指す一つの方法に挙げられるでしょう。

日本は間接的なコミュニケーションを好むと言われていますが、アメリカやドイツでは直接的コミュニケーションのほうが好まれます。

具体的に説明すると、何かを遠回しに伝えたり、含みのある言い方をしたりするのではなく、より直接的に意見や感想を伝えます。

例えば、出された料理がまずかった場合でも「斬新な味」などと表現するのではなく、素直に「美味しくない」「口に合わない」と言います。

こういった海外の文化に触れることで、視野や感覚が広がり、わかりやすい表現も取り入れやすくなるのです。

留学をしたり、海外の友達とコミュニケーションしたりするなどして、海外の文化に触れることをおすすめします。

わかりやすい人の強みを吸収しよう

今回の記事では、わかりやすい人の定義や特徴、メリット、わかりやすい人を目指す方法について紹介しました。

わかりやすい人は感情表現が豊かで、好き嫌いがはっきりしており、正直に意見や感想を伝えるなどの特徴を持ちます。

そういった性格の場合、周りから信頼を得られたり、先輩や後輩からも好かれたりなど、様々なメリットを得られます。

周りにいるわかりやすい人を参考にしたり、素直さを心がけたりすることで、わかりやすい人を目指すことができます。